校長挨拶
校長 田 村 郁 夫
本校ホームページをご覧いただきありがとうございます。
広尾町は十勝平野の最南端にあり、眼下には太平洋、背後には日高山脈を望み、町内を流れる広尾川はかつて清流日本一と選ばれるなど自然豊かな町です。昭和59年(1984年)、ノルウェーのオスロ市から国外初の認定を受けた「サンタランド」があり、「愛と平和、感謝と奉仕」を基本理念に様々な事業を展開しています。
本校は昭和25年(1950年)、この地に開校し、以来70年以上にわたり地域に根ざした教育を推進している全日制普通科高校です。平成18年(2006年)からは北海道教育庁と広尾町教育委員会のご支援の下、広尾中学校との連携型中高一貫教育を実施し、今年で20年目を迎えます。
本校の教育課程の特長は英語の習熟度別授業と2年次以降の進路に応じた選択授業です。選択授業では「進学者向け(アカデミックコース)」と「就職者向け(ヒューマニティコース)」の授業を設定し、多様な進路実現に対応する科目を設置しています。また、昨年度から、地域の方が講師となって授業を行い、生徒がその学びを基に、地域課題について探究する「広尾地域学」をスタートさせました。
特別活動においても地域とともにある取組を行っており、学校祭の行燈行列は毎年、町民が楽しみとする広尾町の夏の風物詩となっており、当日は広尾町内が出店するなど町全体が賑わいます。また、卒業生を送る雪中予餞会では雪像づくりに取組、地域の小学生や幼稚園児の冬の遊び場として親しまれています。
部活動では野球部は昭和59年(1984年)に夏の甲子園に出場した経験があり、高体連では陸上競技部、柔道部、高文連では吹奏楽部、書道部が昨年度は全道大会に進出し、加入率の高い部活動は活気にあふれています。
コロナで休止していた国際交流については、広尾町の全面的なご支援をいただき、カナダ・アルバータ州のブルックス・コンポジット高校と交換留学を昨年度より再開し、親善を深めています。広尾町からはこの他にバス通学費、部活動遠征費、各種検定・模擬試験の費用等補助、学校給食の提供、スクールバスの利用、入学者への高校進学助成費の支給など、様々な教育活動の場面で全面的なご支援をいただいております。
高校3年間という重要な時間を豊かな自然環境と地域の方々の全面的な支援により、整えられた教育環境の中で過ごすことは大いに意義のあることです。予測困難な時代を迎える中で生徒が主体性を持って未来に向かい、今後とも地域に学び、地域に貢献できる人材を育成するため、広尾高校に対する皆様方のご理解とご支援をよろしくお願いいたします。
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